知能心理学について知ろう

知能の集団的測定

知能の集団的測定

個別式の知能検査では、多数の人の知能を短時間で測定する事ができません。

 

ですが、この問題は、アメリカの心理学者によって解決されています。

オーティスの精神能力自己管理検査

オーティスは、精神能力自己管理検査という集団式の知能検査を作成しました。

 

この精神能力自己管理検査は、
今までの知能検査とは全く異なった形式で、
ペーパー&ペンシルテストというものです。

 

これは、数枚の紙にクイズのような問題が印刷されていて、
規定の時間内に鉛筆を使い答えを記入していくというものです。

 

この集団式知能検査が用いられていた頃、
第一次大戦にアメリカが参戦することになりました。

 

そして、心理学者は軍の要請を受けて志願兵を知的に分類する知能検査を作りました。
この知能検査が有名な「アメリカ陸軍検査」で、
優れた効果を上げたのです。

 

アメリカ陸軍検査は、文字の読み書きができる人に実施するα式検査と、
会話はできるが文字の読み書きができない人に実施するβ式検査の2種類が用意されました。

 

日本でも、このα式検査とβ式検査は教育面でも盛んに用いられ、
α式検査をA式検査、β式検査をB式検査とし、行われています。

 

ただし、この知能検査はとても便利ですが、
解答の速度が重視される検査でもある事から、
反応速度が遅い子どもや、高齢者には不利な検査であるといえます。

 

たとえば、積み木が並んでいて、
「積み木は全て同じ大きさです。いくつあるか、なるべく早く数えましょう。」
というような問題など、解いた事がある人が多いのではないでしょうか。


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