知能心理学について知ろう

知能を診断的に測定する方法

知能を診断的に測定する方法

ビネー・シモン式の知能検査の問題には、
ひとつの検査の中に、質の違った問題が詰め込まれていました。

 

このような検査を「オムニバス形式」の検査といいますが、
このようなオムニバス形式では、
知能というものが全体としてどのようなレベルにあるのかを知る事ができても、
知能の質的な差異がはっきり分からないという問題があります。

 

つまり、知能を詳しくとらえ、
診断的に捉える事ができません。

 

そこで、アメリカの心理学者ウエックスラーは、
以下の4種類の個別式知能検査を作成し、
知能を詳しく捉え、診断的に捉える事ができる方法を工夫しています。

 

(1) べりビュー法: ウエックスラー・ベリビュー知能診断検査

 

(2) WISC/ウイスク: ウエックスラー・児童用知能診断検査(5歳以上〜16歳未満を対象)

 

(3) WAIS/ウエイス: ウエックスラー・成人用知能検査(16歳以上〜89歳以下を対象)

 

(4) WIPPSI/ウイプシイ: ウエックスラー・就学前児用・幼児用知能診断検査(3歳10ヶ月から7歳1ヶ月までを対象)

 

 

これらのウエックスラーの知能診断検査は、
言語による応答によって知能を診断する言語性検査と、
動作による解決によって知能を検査し診断する動作性検査から構成されています。

 

さらに、5〜6個の検査に別れていて、
バッテリー形式の検査となっています。

 

そして、ウエックスラーの知能診断検査には、
ターマンが工夫したようなIQは用いられず、
偏差知能指数(偏差IQ)を使っています。


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